
2025年9月。
昨年お庭づくりをさせていただいた、伊豆お客様。
UNISONさんがGAROという小屋の取材に来ていただけるということで、僕たちも同行させて頂きました。
伊豆は静岡県東部の太平洋に向かって伸びる半島で約2000万年前は本州から遠く離れた太平洋の海の底にあったらいしいです。
海底火山群に属した伊豆。現在各所で見られる特徴的な景観や豊富な温泉は、これら太古から続く大地の営みが生み出したものなのですね。
話しはそれましたが、この場所は、伊豆らしい豊かな自然景観と、表情豊かな地形を存分に楽しめるエリアにあります。
それらの特徴を活かす事をコンセプトに取り入れるところから計画をスタートしています。
日本には、昔から借景という周囲の景観をお庭に取り入れ、一体の景観を形成する手法があります。
これにより、お庭に奥行きや広がりが生まれ、より四季の移ろいを感じます。

豊かな傾斜があるお庭は、そういう物を取り入れやすいという特徴もあります。
反面、お庭ができるまでは、足を踏み入れることすら躊躇するような鬱蒼とした森であり、踏み込めばその角度に足を滑らせる様な場所でした。
お庭になれば、メンテナンスも必要となりますので、まずは隅々まで無理なく手が行き届く様に整備することが必要となり、その中で、どの位置からの景観が良いか、どの動線を通ると何がどの程度、どの様に見えるのかという、ゾーニングや動線の計画が最重要となります。

それから、どの素材や色を持ってくるのが、周辺に馴染み、またその計画に最適なのか。と手順を踏んで計画が進んでいきました。
メンテナンス事情をベースに、質感や色を増やさない事もポイントとなりました。
それでも、ただでさえ施工性の悪い場所(傾斜)ですので、施工性の良い物を使用するのは安全面を考えても必要な事。
オリジナルに惹かれるtheROOTsですが、既製品やメーカーさんの商品を工夫して多様しています。
いや、その”工夫”のせいで、施工を全部引き受けてくださった静岡の株式会社林造園さんには多大なサポートをいただき完成した物です。
かっこよくて、携わってくださった職方さん各々がとても優秀な方ばかりで、本当に救われました。

今回は沢山の既製品を使っておりますが、特筆すべきはUNISONさんのGARO。と東洋工業さんのモデリート。
UNISONさんのGAROはShedでありながら、物置機能にとどまらず、小さな小屋としてカスタマイズしオープンに見せる事ができるのが特徴です。シンプルな作りで2畳程の大きさですが、黒のガルバニウムの外観と三角屋根が特徴。その外観を緑の中に溶けこまし、プライベートルームをアイストップと目隠しの両方の機能性を持たせて使用しています。

また東洋工業さんのMODERETE(コンクリートブロック)は、横長のシェイプが特徴です。
防汚処理が施されている点を活かし、花壇やモデリートの笠置を床に敷き、コンクリートの面積が少し多くなる箇所を同じ素材感でありながらアクセントとして使用しています。

ユニソンさんのnote記事もぜひご一読ください。
庭に余白をつくる|自然と暮らしが交わる“間”
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上記2パターン、お好みの方使ってください。
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